家計見直し大作戦

アクアリウム好きファイナンシャルプランナー

子供の教育費用準備は必要?おススメ学資の準備の4つの方法

f:id:FPtotomaru:20200419104318j:plain


お子様がいる家庭ではお子様の教育費用ってどれくらいかかるなかな?と不安に思っていいることも多いのではないでしょうか?

今回は子供の学資についてお伝えしたいと思います。学資って準備したほうがいいの?

準備するならどのようにどれくらいした方がいいの?といったことをお伝えさせていただきます。

 

アンケートに答えて現金10万円GET!!

 

 

学費ってどのくらい必要なの?

そもそも学費とはどれくらいかかるものかご存じですか?

もちろん公立なのか私立なのか、また文系なのか理系なのかによって変わってきます。

しかし最初にいくら必要なのかを把握していなければ学資の準備はうまくいきません。

これは学資に限らず老後資金や住宅購入の際にも言えることですが、まずはゴールをしっかりと認識してそのゴールまでの道順を逆算していくことが大切です。

では、学費とはどの程度かかるのでしょうか?

f:id:FPtotomaru:20200419093640p:plain

全国の平均ですがこれくらいかかります。表における幼稚園から高校までの私立文系が普通の私立になります。(文系や理系の区別がないため)

幼稚園からずっと公立、大学も国公立だとしても約1,037万円かかります。

そして1,000万円の約50%を占めるのが大学の学費です。多くの場合学費の準備というとこの大学費用を指します。

高校までは私立でも余程のお金持ち学校に行かなければ年間の収入で何とかなります。

しかし大学費用を毎月の給料からポンと出すのは難しいのではないでしょうか?

つまり、どのくらい学資を準備する必要があるかという答えはご家庭の希望によって変わりますが最低でも国公立大学費用の500万円は準備しておく必要があります。

学資をどうやって準備する?

では、どのように学資を準備していくのが良いのでしょうか?

学資を準備する方法はいくつかあります。

  1. 学資保険に加入する
  2. 貯蓄して貯める
  3. 投資する
  4. 奨学金で賄う

ざっくり分けるとこのようになるかと思います。

学資保険とは

一番ポピュラーなのが学資保険といわれる生命保険ではないでしょうか?

皆様も一度は聞いたことがあると思いますがどのようなものかというと故本的には保険料を積み立てて18歳の時に積み立てたお金が返ってくる。というものです。

学資保険のいいところは満期金から逆算して保険料を計算してくれるので目標金額を確実に貯めれることと生命保険のため契約者であるご主人様や奥様に万が一のことがあった場合、以降の保険料が免除されて満期金を受け取れるという保障があることです。

ただ、現在は金利(積立利率)があまりよくないので保険会社によっては満期金(受け取れる金額)が払った保険料の総額よりも少なくなる場合があるので注意してください。これが昔は2倍になって返ってくる時代もありました。皆様のご両親が学資保険を進める理由は2倍になった経験があるからこそです。

金利が低いということは積み立てたお金がそのまま増えも減りもせずに返ってくるという感じです。

そういった意味では貯蓄と同じような感覚です。

貯蓄で貯める

これは銀行の普通預金や定期預金で貯めていくという方法です。これはあまりお勧めできません。金利もほとんどつかないですし、先ほどの学資保険のような保障もありません。つまり万が一のことがあった際に、十分な準備ができないということです。

また、貯蓄のためお金を下ろそうと思えば下ろせます。これはメリットでもあり、デメリットでもあります。何か予期せぬことがあった場合に非常資金として使える流動性の確保ができる一方で、少しずつ使ってしまって気が付いたら目標金額がたまっていない可能性があるからです。

投資する

これは株式や債券、投資信託などに投資して積極的に増やしていくやり方です。

もちろん投資である以上、他の方法と違い元本保証がありません。つまり貯めた金額酔いも受け取る方が少なくなる可能性もあるということです。しかし10年以上毎月少しずつ積み立てていくいわゆる長期分散投資の手法を使えば、それほど大きなリスクを負わずに運用することが可能です。学資を準備したいけれどもそれほど学資の準備に回せる家計の余裕がない場合は検討する価値はあります。もちろんインフレのリスクにも対応することができます。詳しくは過去記事を参考にしてください。

 

fptotomaru.hatenablog.com

 

奨学金を使う

これは実際に使われている方も多いのではないでしょうか?

私も奨学金を使って大学に行きました。奨学金とは簡単に言うと学費を借りて、返済は子供がするというものです。このように書くと子供に借金を負わせるのかと思う方もいるかもしれません。確かにそういわれればそうなのですが奨学金はとてもいい制度だと私は思っています。お金がないから望む勉強ができないのはとても残念なことです。

そしてすべてのご家庭が満足な学資を準備できるわけではありません。そのような子供を救うための制度です。正直私も子供が医学部に行きたいと言われたら全額を支払うことは無理ではないかと思います。

さらに、この奨学金というのは子供のマネーリテラシーを向上させることにも役立ちます。絶対奨学金を使った方がいいとは思いませんが、決して悪いものでもないことは事実です。

奨学金の利用も頭に置きながら学資の準備をすることをお勧めします。

具体的にはどうするの?

ここまで学資準備のそれぞれのご説明をしてきましたがじゃあ一体どうすればいいの?ということをお伝えします。

それぞれメリットデメリットがあります。つまり1つの方法ですべて賄うのではなく2つ、3つの方法に分散して学資を準備することが重要です。

その中でも私がお勧めするのは学資保険+ジュニアNISA+奨学金です。

やはり学資保険の万が一の保障はあった方がよいでしょう。しかし今の学資保険では金利が低いため積み立てた金額がそのまま返ってくるだけです。これではもったいないと私は思います。そこでジュニアNISAを活用します。これは子供が18歳になるまで引き出せません。そして投資信託で毎月一定金額を積み立てていく長期分散投資を行います。

毎月1万円を15年間続けて金利が3%程度だとすると約45万円利益が出る計算です。この数字は決して難しいことではありません。

この2つで最低でも国公立の500万円程度は準備できるようにしましょう。

そして、お子様が私立など希望する大学で不足する分を奨学金を活用することをお勧めします。これはお子様に選択肢を持たせるという意味でも重要だと思います。

実際、私はこの方法で現在学資を準備しています。

お金がないから行きたい大学や勉強をお子様があきらめるというのはとてもつらいし悲しいことだと思います。お子様の選択肢を広げるためにも学資の準備はしっかりと行ってください。

もちろんこの方法だけが正解というわけではないですが、参考にしていただければ幸いです。

 

 

↓応援頂けると嬉しいです↓

 

にほんブログ村 投資ブログ お金(投資)へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村