終身保険の選び方
FPととまるです。
今回は終身保険についてお話ししたいと思います。
一般的に終身保険というと被保険者が亡くなった時に死亡保険金としてもらうものの事を言います。
色々な保険会社からたくさんの種類が出ていて一体自分にはどの保険がいいか分からなくなってしまう方も多いでしょう。
そこでここでは自分はそもそもどのくらいの保障を準備したらいいのかといった点を解説します。
必要保障額とは?
必要保障額とはあなたに万が一の事があった場合に残されたご家族が今と変わらない生活を続けていく為に必要な金額のことです。
一般的に子供が生まれたばかりが一番高く、歳を取れば取るほどこの必要保障額は減少していきます。
この必要保障額が分かればいくらの死亡保険に入っていればいいかが分かります。
必要保障額を計算してみよう
まず、自分に現状どのくらいの保障があればいいのか計算をしてみてください。
(一月の生活費✖️12ヶ月)✖️配偶者の平均余命➕お子様の学費=必要保障額
例:30歳夫婦子供一人、生活費30万、学費1,000万の場合
(30万×12か月)×57年+1000万=2億1,520万円
これで大まかな数字が出てきます。
今、加入している死亡保険金と見比べてみてください。
多ければ入り過ぎ、少なければ足りていないということになります。
平均余命についてはインターネットで簡易生命表と検索すれば簡単に調べることができます。
ただ先ほどの計算式では、配偶者の給与、インフレのリスクや遺族年金、お子様が独り立ちした後の生活費の減少率などは考慮しておりません。
より具体的な数字が知りたいのであれば専門のFPに相談してみてください。
必要保障額は変動する?
先程の計算式を見てもらうとわかると思いますが必要保障額は変わっていきます。
当然、子供が生まれたばかりでは独り立ちするまでの生活費、学費がまるまる掛かりますが子供が大きくなるにつれ今後掛かる費用は減少します。
配偶者の生活費も歳を取れば取るほど残りの寿命が少なくなるので減少していきます。
死亡保障を考える際には参考にしてください。