家計簿の最大限活用する方法
家計簿を最大限活用するには
家計簿を毎月つけているけどつけているだけで満足して終わってしまっている。つけた家計簿をどう見たらいいのかわからない。そういった方が多いのではないでしょうか。
前回の記事にも書きましたが家計簿はつけることが「目的」ではなくつけた後に見直して改善に役立てる「ツール」です。
家計の改善に役立てるためには後から見直ししやすい家計簿を作らなくてはなりません。
どんな家計簿が見やすいの?
後から見てわかりやすいようにすれば問題ありません。これには個人差もあるかと思いますが、私がお勧めしているのはできる限り大きいグループ分けをすることです。
私の家計簿では大きく「固定費」「生活費」「娯楽費」「貯蓄」この4つにするようにしています。この大きい括りで見たときに問題がありそうな箇所を重点的に深掘りしていきます。
「固定費」住居費、光熱費、携帯代、保険代など日頃何もしなくても毎月かかってくる費用
「生活費」食費、日用品など生活する上で定期的に購入しなくてはいけないもの
「娯楽費」仕事帰りの飲み代、習い事、休みの日の外出など必須ではないが使うもの
「貯蓄」投資や、貯蓄に回しているもの
という感じでまとめてます。
できる限りシンプルにパッと見てわかりやすくする方が作成するときも見直す時も簡単でわかりやすくなります。
家計簿を見直してみよう
自分なりに見やすい家計簿が出来たらその内容を見直してみてください。
どのような視点で見るかというと、まずはそれぞれの項目がが全体の支出でどれくらいの割合を占めているかを確認してください。
そうすると「あれ?すごい娯楽費使いすぎてるな」とか「生活苦しいと思ったら固定費にお金をかけすぎている」と問題が見えてくると思います。
それぞれの平均的な%でいうと下記のような感じです。
固定費・・・30%〜40%
生活費・・・20%〜30%
娯楽費・・・15%〜25%
貯蓄 ・・・5%〜15%
こんなイメージでしょうか?住んでいる場所や家族構成によっても変わってきますが、特に固定費、生活費、娯楽費は多くてもこれくらいに収めた方がいいです。
というかこの割合どれかが超えているとおそらく他の部分で節約を頑張っている状態だと思います。
こうしてみると実家暮らしの方でない限り、固定費の出費が多いことに気づくことができると思います。
家計の見直しの第一歩は固定費から!
多くの方が生活費を見直そうとするときに一番最初に手をつけようとするのが先ほどのグループで言う「娯楽費」です。「外食に行く回数を減らそう」とか「欲しいもの買うの我慢しよう」とします。
もちろん、最初は効果があると思いますが、続けていくにはかなりの我慢が必要です。
よほどの理由で生活費を見直したわけではない限り気がつくと元の生活に戻ってしまっていることが多いです。
まず、最初に見直すべきは「固定費」です。
固定費は一度見直したらその後何もしなくてもずっと変わらないからです。
例えば最近の電力自由化で電気会社を変えたとします。月々500円安くなれば年間6,000円の生活費削減効果があります。最初契約など面倒かもしれませんが一度契約してしまえばずっとこの値段になります。
日頃の生活で我慢をすることなく生活費を削減できるので、長続きします。(というか1度変えたら終わりなので勝手に続きます)
さらに、固定費は一度契約したらそのままになっていることが多く見直すと思ったよりも効果が出ることが多いです。
皆様も家計簿の固定費を確認してみてください。
次回も固定費を削減する方法をお伝えしたいと思います。
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